農学

土の種類と選び方のまとめ

土は火山灰や風化した岩石、植物や動物の死骸など無機、有機物が混ざり合った複雑な混合物です。
土は場所によって異なるのです。

土の特性

植物を育てるのに良い土とはどんな土だと思いますか?

答えはおそらく直感のまま

「ふかふかの土」です!

よく育つ土の特性、性質を備えた土は「ふかふかした土」になっているのです。

では細かく土に求められる性能をあげると

保水性

排水性

通気性

保肥性

この四つが基本の性質です。

保水性は乾燥しにくい性質、排水性は水はけの良さです。

前者は粘土質な土で後者は砂質の土にみられる性質ですよね?どっちの性質も持たせるためにはこの二つを混合させたりするわけです。

通気性は土の粒子の大きさが大きいと空気を含みやすく、細かく粘土質になると通気性は悪くなります。

保肥性は植物の栄養素の溜め込みやすさです。植物の栄養はアンモニウムイオンなどのイオンの形をとっています。一方で土はマイナスに帯電したケイ酸アルミニウムなどの無機物なので、栄養素のプラスと土のマイナスがくっつくことによって栄養素を逃さないようにします。つまり、土中に含まれるケイ酸アルミニウム等の成分によって変化します。

他の性質としては、pHなどがあります。

土の種類と性質

土もその種類によって様々な名前が付けられています。その中でも農耕に使う土壌で最高と言われている土は「チェルノーゼム」と言われる土です。チェルノーゼムは東ヨーロッパ、ロシア、中国東北部にある土壌帯にあります。黒土で農作物の生産に適しています。販売されている土にもたくさんの種類があります。それぞれの土にはそれぞれの特徴があります。例えば、あるものは排水性は高いが、保水性が悪いとか、排水性は高いが、保肥性いが悪いとかです。また、「培養土」といわれて販売されているのを目にしたことがあると思います。これは、様々な土を混ぜて植物が育ちやすい土にして販売されているものです。一種類の土だけでは望みの性質を得ることができないので、いくつかの土を混ぜて使うことが多いです。

この他に見るべきものとしては、価格があります。優秀な性質をもつ土でもその価格が高いと勿体ないですよね。
「その植物にあった土をブレンドして作る」というのも一つの楽しみです。
簡単な方法は、「培養土」を使う方法です。培養土はたいていどんな植物でも育てられるように調合してありますので初心者でも簡単に育てることができます。

基本用土とか改良用土

「用土」とは、「植物を育てるための土」のことです。
この用土には2つに分けると「基本用土」と「改良用土」があります。
基本用土は用土を作る際に基本となる土のこと。配合する用土の50%以上は基本用土が占めるようにしてつくる。

改良用土(補助用土などとも)は基本用土に足りない部分を補うために用いる特殊用土のこと。基本的に改良用土を単体で用いない。

植物を育てるための用土をつくるには、基本となる基本用土+改良用土を混ぜて作ることになります。

用土配合の例

用土を配合するにはまずは育てたい植物を決めるところから始まります。その植物が水はけが良い用土を好む場合は、水はけが良い用土をつかうようにします。
配合するといっても、大抵は、育てたい植物に適した用土配合というものは定番が決まっていますのでそれを真似すれば良いです。
あとは他の植物にも使いたいとか、水はけが悪い庭に植えるとか、植えたい環境によって多少配合を変えていくことになります。プランターなどでは問題ないでしょう。

良い土は、排水性、通気性、保水性、保肥性が高く、pHは5.5-6.5の弱酸性、適度な有機物を含むようにすることが大事です。

基本用土は、黒ボク土、赤玉土、鹿沼土、真砂土などです。
たいていは赤玉土が基本用土として使われることが多いです。通常は小ー中粒を使います。赤玉土7/腐葉土3の割合で使うのが基本です。
腐葉土の代わりにパーライトやバーミキュライトを混合させて作ると室内栽培では病害虫がわきにくくなるでしょう。

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こめやん
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こめやんは理学博士です!化学の面白さと学ぶメリットを少しでも伝えるために日々頑張ります! ツイッターにて疑問点や依頼などを募集しています! 論文の和訳やレポートのチェックなどでもお気軽にお待ちしております