心理学

観察者バイアスー自分が見たいように見てませんか?

観察者バイアス

観察者バイアスに気をつけろ!

あなたは物事を客観的に、公平に判断できていると思いますか?

「はい」と答えたあなたは、観察者バイアスが高い人かもしれません。公平に判断していると思っていても実際は、自分が見たいように見ている可能性があるのです。

観察者バイアス (Observer bias)とは、観察者がある期待した結果を得たいと考えているとき、期待している結果のみを意識しすぎてそれ以外の結果を見過ごしたり、軽んじたりする傾向のことです。実際には無意味な結果が得られていても、無理やり期待した結果に合わせるように理論づけたり、解釈したりして都合よく考えるようなバイアスがかかることを言います。

観察者バイアスがかかりやすい人と対策

観察者バイアスにとらわれやすいひとは、自分に自信のある人に多いと思います。自分の予想は大体的中すると思っている人は注意です。実際は期待した結果に思考を寄せにいった結果かもしれません。観察者バイアスは研究活動でも非常に問題になります。実際には差がないような結果に対しても、差が出てほしいという期待が強すぎて、差が出なかった結果に対してあれこれ理由をつけて、ダメな結果として認識し、たまたまうまく行った差が出た結果を正しい結果として解釈することをしてしまうと、得られた結果は本当に正しいものなのか疑問がわきますよね?物事はあらゆる解釈が可能だという意識を持つことが大切です。なにか情報を得て解釈するときは、こういう結果が得られているはずだ!という視点ではなく。この情報からはどんな結果が起こるかを予測するなどあらゆるパターンの想定ができるように意識すると観察者バイアスをへらすことが出来ます。

医薬品の効果をヒトを使って調べる実験では「二重盲検法」という方法が取られます。これは調べたい医薬品と偽物の偽薬を使って、患者側は本当の薬か偽薬かは分からないように実験します。そしてその結果を観察する側も、どの患者が本当の薬か偽薬かが分からないようになっています。「二重盲」の文字通り、患者と観察する医師側どちらも効果があるとされる医薬品が誰に与えられているかを知らない状態で実験することで、観察者バイアス(+プラセボ効果など)をへらす工夫をしています。

ですから、他人に結果に対する解釈を求めたりするのも観察者バイアスの影響を減らす方法としては有効だと思います。

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こめやん
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こめやんは理学博士です!化学の面白さと学ぶメリットを少しでも伝えるために日々頑張ります! ツイッターにて疑問点や依頼などを募集しています! 論文の和訳やレポートのチェックなどでもお気軽にお待ちしております