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除光液の成分 アセトンは安全?シンナーと同じ?代用品はあるの?

みなさん。突然ですがネイルしてますか?

おしゃれは爪からなんて言ったりもしますが、簡単なセルフネイルとしていろんなカラーのマニキュアを塗るだけでもとっても可愛くなります。しかし

マニキュアや除光液の臭すぎる問題が…

私はあの臭いが本当に無理なんです。部屋中が臭くなって本当にやめて…

除光液にはアセトンフリーとか色々書いてありますが、一体成分は何なのか?臭いからして体に悪そうだけど、人体に安全なのかを調べてみます!

除光液のニオイ成分の正体は酢酸ブチル

マニキュアや除光液に含まれるあの嫌な臭い成分はなにか?調べて見ると主な成分は酢酸ブチルトルエンという化学物質であることがわかりました。

除光液に含まれる成分

またこれらの成分以外にも、ブタノールや酢酸エチル、イソプロパノールなどという成分が複雑に絡み合った臭いを醸し出しているようです。

なかでも酢酸ブチルはなかなか嫌な臭いのする成分です。除光液の中には主成分であるアセトンの他にこの酢酸ブチルが添加されています。アセトン自体はそんなに強烈な臭いはありません。おそらく乳幼児の誤飲を防ぐためにわざと入れていると考えられます。

あの強烈な臭い成分の正体は”酢酸ブチル”と呼ばれる化学物質でバナナの香り成分の一つでもある。

除光液の毒性は?安全性は?シンナーとは違うの?

アセトンや酢酸ブチル、トルエンといった化学物質は有機溶剤といって「溶」という漢字からも想像できますが、
塗料や樹脂を溶かすために必要な成分です。塗料や樹脂は水に溶けないので仕方なく有機溶剤を使っています。
除光液に含まれる化学物質の構造
気になる健康への影響ですが、当然体に良いものではありません。皮膚への刺激性等様々な毒性があります。特にトルエンはシンナーの主成分の一つなので、トルエンがたくさん入った除光液を吸引するとシンナーを吸っているのと同じことになり、当然、脳など体にダメージを与える可能性があります。トルエンはマニキュアに含まれていることが多く、除光液にはトルエンよりもアセトンや酢酸ブチルが含まれることが多いです。

豊洲移転問題で話題になったベンゼンは強い発がん性が認められていて
トルエンはベンゼンにとても近いカタチをおり、発がん性も気になると思います。
ですが、トルエンはIARC(国際がん研究機関)によりグループ3(発がん性は認められていない)に分類されているためその点は安心できます。

化学物質名 LD50(ラット、経口) mg/kg
ベンゼン 1620 mg/kg
酢酸ブチル >3200 mg/kg
アセトン >5000 mg/kg
トルエン >5000 mg/kg

出典:関東化学株式会社、安全データシートより

LD50は急性毒性の指標の一つで上記の表は各化学物質をラットに経口投与させた際の半数致死量です。人とラットは化学物質の感受性が違いますし、長期毒性と急性毒性も異なる点も注意です。参考程度に。(動物愛護の観点から投与量が制限されています。酢酸ブチルは3200mg/kgの量までしか調べていないということです。)

ベンゼンはやはり毒性が高いんですね

臭くない・安全な除光液とは?アセトンフリーや天然成分は安全なの?

除光液の臭いに関しては、人によって感受性の違いもあると思いますが、酢酸ブチルが含まれてい無いものを選ぶと臭いが軽減されると思います。ただし、アセトンも臭いがするのでその場合はアセトンが含まれていないものを選ぶ必要があります!(アセトンは分子が小さく揮発しやすいのでその分、においや吸入量も大きい)

そこで、おすすめは天然成分で作られたものです。嗅ぎなれている香りのほうが安心できますし、気分も良いものです。オレンジオイルなどは柑橘系の香りが心地よいですよ!

当然、健康に悪影響を与える成分も少ないことが多いです。

アセトンよりも爪が白くなりにくいので、その点でも良いでしょう。しかし、アセトンのものと比べるとマニキュアの除去力が小さい場合があるのでそこが難点です。

天然成分でなくても、炭酸プロピレンという化学物質はアセトンや酢酸ブチル等など比べると臭いも薄めで、毒性も低いのでおすすめです。(炭酸プロピレンは分子がアセトンよりも大きいので沸点が低く、揮発しにくいので臭いも少ない)

[box04 title=”要点まとめ”]

・マニキュアのキツイ臭いが気になる場合は酢酸ブチルが入っていないものを選ぼう

・成分はそれほど危険なものは使われていないが気になる場合は天然油を使ったものを選ぼう

・使用時は換気を心がけよう

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