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ハチが刺す理由とは?オスは刺さない?

蜂が刺す理由とは?

蜂が刺す理由とは、自身の身や巣を守るために攻撃するといわれています。

オオスズメバチ

オオスズメバチは大型の危険なハチ!

ハチは理由もなく自分から攻撃してこないとよく言われることがありますが、実際にはこれをそのまま信じると危険です。なぜなら、知らぬ間に巣の近くに接近していることもありますし、ハチが危険を感じるタイミングは人間にはわからないからです。ですからハチがいたら近づいたり、追い払ったりしないようにしましょう。

スズメバチは民家の軒下などにすを作ることも多い

スズメバチは民家の軒下などにすを作ることも多い




ハチに刺されて死亡する事故は日本では最も多い

動物の攻撃によって死亡する事故は毎年起きています。例えばヘビやクマ、サメによる事故がありますが、そのなかでもスズメバチによる事故は最も多く実際に毎年報道されています。毎年20~30名程度が死亡しています。

参考 車いす女性、50分間スズメバチに刺され死亡 150カ所 付き添い職員、蜂が多すぎ救助できず 愛媛・大洲市(2/2ページ) - 産経WEST産経WEST

参考 ハチに刺され意識がもうろうと… 38歳男性が死亡、アナフィラキシーショックか(静岡朝日テレビ) - Yahoo!ニュースYahoo!ニュース

事故例をみるとわかりますが、こちらが巣の近くを通過しただけでもハチにとっては危険を感じて攻撃されることもあるので、人間の感覚でハチの気持ち考えると思わぬ事故が起こります。ただ歩いてるだけで攻撃されることもあることを覚えておきましょう。

特に蜂の被害件数の9割が7~9月に集中しています。9月が最も多いようです。google trendsによる検索ボリュームを見てもこの時期に検索が集中しています。この時期は蜂の攻撃性が増加しているので気を付けましょう。

参考 tpc210-j.html取得できませんでした

ハチ毒に対して

よく一度刺された経験がある人は二度目は激しいアレルギー症状(アナフィラキシー)が現れるから注意しましょうと言われますが、この情報にも気を付けなければならない点があります。

それは、一度目だとしてもアナフィラキシーが起こる可能性があること、そして違う種類のハチであってもアレルギー症状が起こる可能性がある点です。

二度刺されたら抗体ができるから危険だといわれますが、初めてであっても重症アレルギー症状を起こす起これがあります、また、別の種類のハチに刺されたことがあった場合でも重症アレルギー症状を起こす可能性があるので気を付けましょう。

ハチに刺された場合は症状が現れていなくても病院に向かうくらいがよいでしょう。早い場合は数十分で死亡する例もあります。

何度も言いますが、日本では年間二十人程度がハチによって死亡しています。


オスは刺さない?

ハチの針は産卵管が発達したものであるため、オスは刺さないです。

ハチ毒の成分

ハチ毒は単一の化合物ではなく複数の成分からなっています。ハチ毒の成分としては毒成分として自然界で広くみられるヒスタミンをはじめとしてセロトニン、アセチルコリンなどのアミン類や酵素類(ホスホリパーゼ、プロテアーゼ、ホスファターゼ)などがあります。また溶血作用、神経毒性を示す低分子ペプチドなども確認されています。

ハチ毒成分

ハチ毒成分

参考 ) 平田博国, and 福島康次. “3. ハチ毒とアナフィラキシー.” アレルギー 67.2 (2018): 89-97.

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