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水の飲み過ぎは危険!水中毒で低ナトリウム血症や痙攣で最悪死亡も!

水中毒、水飲み過ぎは毒

水の飲み過ぎが危険って知ってた?水中毒とは?

「水に毒がある」と言って皆さんは信じますか?人工的に作った水とかでもなく、普通の水のことです。日常的に飲んでいる水でも毒性があります。

これは脅しではありません。身近にある安全だと思われている物質「水」であっても、量が多ければ体にとって害悪になる可能性があるということを伝えたいのです。

水中毒とは?水の飲み過ぎが体に悪い理由

水を飲みすぎると重症であれば死亡することもあります。これは、体に水が入りすぎると「電解質」のバランスが崩れてしまうからです。具体的には「低ナトリウム血症」という状態になります。

電解質」は塩化ナトリウムなどのいわゆる塩類のことです。人の体液は水が約60%あると言っても、ただの水ではなく塩化ナトリウムなどの塩類が入った「塩水」のような状態になっているのです。塩のバランスは重要で、例えば、きゅうりやナメクジに塩をかけると水が出てしぼむように、塩濃度が高いほうに水が移動する現象がおきます(浸透圧)。

腎臓が水を処理して尿として排泄するスピードを超えて水を飲んでしまうと、体液の塩濃度は薄まってしまいます。これによって、正常時では細胞と体液の間の塩濃度は保たれていますが、水を飲みすぎた状態では体液のほうが塩濃度が薄いので水が塩濃度が濃い細胞の方に入り込んでいき、細胞が膨張した状態になっていまいます。こうなると細胞が正常に動けなくなってしまいます。

水にの飲み過ぎで細胞が膨張する

そうは言っても通常の水を飲む範囲では、このようなことはおこりません。しかし、喉が渇く副作用のある薬を服用しているときや、真夏に運動など、大量の汗を書いて体液中の塩濃度が薄まっているときなどに大量に水を飲みまくると上に書いたようなことが起こり、一定のラインを超えると低ナトリウム血症という状態になり、痙攣が起きたり、最悪の場合死亡します。

血液などの体液中にはナトリウムというイオンが多いです。あまりにも大量に水を飲んでしまったり、大量の発汗などによって体液中のナトリウムが不足している場合には細胞中のほうが塩濃度が濃くなってしまっているので、水が細胞に入り込みます。脳細胞で起こると脳浮腫が起こり、頭痛、錯乱、昏睡、痙攣などが起こり、最悪の場合は死亡します。

水中毒を起こさないためには?水は危険なの?

安全に思える水でも、場合によっては危険なものになりうるということであり、通常では危険でありません。ただし条件が揃ってしまうと危険なこともあるので注意しましょう。水の飲み過ぎというのは、精神病患者の方に多いようです。「向精神薬」の副作用として、あるいは「統合失調症」などの患者では水の多飲してしまうことが多いです。また、精神疾患に罹患していなくても、大量に汗をかいた状態で水を飲むと体液中の塩濃度が薄まって、大量に水を飲んだときと同じ状態になってしまいます。よく塩をなめたり、スポーツドリンクを飲むべきというのはこのような理由があるからです。

毒に対する見方

安全と思われるような物質でも実は毒になる場合として「水」を取りあげました。同じ例では、塩(塩化ナトリウム)もとりすぎれば毒になります(水の多飲とは逆ですね)。ある一定量を超えると一気に危険な症状を呈するものです。逆に言えば、一定量を超えなければ比較的安全なものもたくさんあります。お酒(エタノール)も同じですね(体に良い、悪いと議論の的になりやすいですが)。

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