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ビタミンって何だろう?働き・定義・分類

ビタミンって野菜や果物から取れる大事な栄養素っていうイメージが強いですが、実際にどんなものを言うか知っていますか?

ビタミン関連の商品もたくさん販売されていますよね。

今回はそんな知っているようで知らない『ビタミン』について分かりやすく解説します。

ビタミンの定義

ビタミンが一体何なのか知るためにビタミンの定義について調べてみましょう。Wikipediaでは下に示すように書かれています。

ビタミン(ヴィタミン、英語: vitamin [ˈvaɪtəmɪn, ˈvɪtəmɪn])は、生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称である(なお栄養素のうち無機物はミネラルである)。-Wikipedia1)

少し難しいですが、ようするに生物が生きるのに必要な、自分ではつくることができない三大要素(炭水化物・タンパク質・脂質)以外の栄養素ってことですね。

基本的にビタミンは自分では作ることができないので、食品から摂取するのが必要です。

ビタミンの由来

実は科学的な証明がなされる前の時代から、ライムなどの柑橘類を摂取すると壊血病が治癒すること、肉や牛乳を摂取することでニコチン酸欠乏症(ぺラグラ)が治癒し、タラの肝油によってくる病が予防されることなどが、知られていました。

現在ではこのような病気は、ビタミンと呼ばれる有機化合物が不足することによって引き起こされることが科学的に解明されています。

ビタミンの種類

ビタミンはいくつもの種類がありますが、基本的には水に溶けるもの(水溶性)と水に溶けにくいもの(脂溶性)のビタミンに分けられます。

水溶性ビタミン

水溶性ビタミンは水の多い細胞内の環境に存在し、その多くは補酵素として必要になります。長いあいだ、名前、文字(綴り)番号の組合せがビタミンの識別に使われてきました。水溶性ビタミン類の中で、名前よりも文字で知られているのがビタミンC、Be、B12の3種類です。水溶性ビタミンの構造的な共通性としては、水に対する溶解性を高める-OH、-COOH、そのほかの極性基の存在がありますが、ビタミンCのような単純な分子からビタミンB12のようにきわめて大きく複雑な構造をもつものまで多彩です。ビタミンC(vitamin C)は、食物中に存在する分子構造のままで生物学的に活性があります。ビタミンCは重要な抗酸化剤として注目されています。ビオチン(biotin)はカルボキシル基がアミド結合で酵素と結合しますが、それ以外に食物中のビオチンと構造的に変わるところはありません。

脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミン脂溶性ビタミンA、D、E、Kは、体内の脂肪組織に貯蔵される脂溶性ビタミン類の欠乏による臨床上の影響ははっきりしていますが、これらが作用する分子機構については、水溶性ビタミン類ほど明らかにはなっていません。脂溶性ビタミン類の中で補酵素として確認されたものはありません。水溶性ビタミン類の場合は尿中に排泄されますが、脂溶性ビタミン類は体脂肪に蓄積される可能性があるため、過剰摂取による危険性は水溶性ビタミン類の場合よりも重大です。

ビタミンA(vitamin A)は夜間視力、眼科疾患の防止、上皮組織の正常な発達に不可欠で、レチノール、レチナール、レチノイン酸の3つの活生体があります。またビタミンAは、ニンジンをはじめとする各種の野菜に橙色を与える分子βカロテンが体内で分解することでつくられます。

コレステロールと構造的に近い(非ステロイド骨格)ビタミンD(vitamin D)は、太陽光線の紫外線が皮膚内部のコレステロール誘導体に達すると合成されます。腎臓内部ではビタミンDはカルシウム吸収と骨形成を制御するホルモンに変換されます。

ビタミンE(vitamin E)は構造的に類似した化合物群で構成されていて、トコフェロールと呼ばれており、なかでもα-トコフェロールがもっとも活性が高いことが知られています。ビタミンCとおなじように抗酸化剤で、酸化によるビタミンAと多不飽和脂肪の分解を防止します。ほかの脂溶性ビタミン類と比較すると、ビタミンEを過剰摂取ても有害な作用は少ないことが分かっています。

ビタミンK(vitamin K)も構造的に関連する多くの化合物(異なる長さの炭化水素の側鎖)で構成されるビタミンKはいくつかの血液凝固因子の合成に不可欠です。ヒトの体内では作られませんが、腸内細菌が生産するので、腸内細菌が少ない乳幼児以外で欠乏はほとんどありません。

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