口を開けると真正面に見える垂れ下がった「のどちんこ」は実は猫や犬などにはありません。
こめやん
のどちんこ(口蓋垂)の役割とは?
のどちんこは正式名称を口蓋垂(こうがいすい)と呼びます。のどちんこは口を閉じているときは、舌の根本に接触して口の中を左右に分けるようにしています。
これまでのどちんこは「何の意味もない」と言われていたこともありますが、現在ではいくつか役割があるのではないか?推測されています。
- 喉を閉じるのに役立っている
- 発声・発話の助けになっている。
- 食べ物を食べる・飲み込む助けになっている。
などいくつかの機能が提唱されています。
のどちんこはいびきの原因になる!
のどちんこの形は人それぞれで、人によって長いとか短い、太い・細いなどと言った大きさの違いや、二股に別れている人など様々です。
のどちんこは口蓋垂筋という筋肉によって長さを調節していますが、長過ぎる人などはのどちんこが気道を塞いで「いびき」の原因になります。ひどいいびきは睡眠を妨害するため、咽頭拡大手術としてのどちんこを切除する手術が行われることがあります。
のどちんこを取ってしまった人たちの話では、
- 喉に違和感を感じる
- 味覚がおかしい
- 異物が吐き出しにくくなる
- 熱いものを誤って飲み込みやすくなった
- 声が変わった
などの自覚症状が現れるようです。このように全く意味がなさそうなものでも、なくなると多少の変化や不便を感じることからも、のどちんこが全く無意味なものではないということがわかります。
口蓋垂が原因のいびきに関しては手術後に多くの人が改善し、寝起きもすっきりしたという人が多いです。
実際にのどちんこを切除した人の体験談は?
いびきがひどいのでのどちんこを切除したという人は結構いらっしゃるようです。
のどちんこを切除するときにはレーザーを使うことが多いようですね。実際の体験は記事を読んで見てください。
[blogcard url=”https://kakuyomu.jp/works/1177354054885804514″]
[blogcard url=”https://ameblo.jp/suzukakeshin/entry-12275647642.html”]
のどちんこを切除したことでなにか不便になるようなことはほとんどなく、むしろ睡眠の質が向上して満足している人が多いようですね。
生まれてからずっと同じのどちんこと共に生活しているので分からないのは当然だと思いますが、のどちんこを切除して初めて、いびきをかくことで睡眠が妨害されてきちんと眠れていなかったことに気づくみたいですね。年をとると気道が狭まるのでいびきがうるさいと言われる人や眠っても疲れがとれないと感じる人は、のどちんこを切除する手術を受けてみるのも良いと思います。
東京にはいびきや無呼吸症候群専門のクリニックがあるようです。東京周辺に住んでいる方は受診してみる価値があるとおもいます。
[blogcard url=”https://www.ginzaclinic.com/s-ibiki/”]
[blogcard url=”http://www.toshima-hp.jp/guidance/special/snoring/index.html”]
いびき専門でなくても耳鼻咽喉科などで見てもらえると思うので。お近くのクリニックに相談してみましょう。
ブログの体験談などをみると手術が怖くなってしまうかもしれませんね。初めて手術する人だと、「麻酔してるのに痛みがある。話が違う!」って思うかもしれませんね。
麻酔の量などによっても違うと思いますが、局所麻酔って結構痛みを感じるんですよね。切られたり焼かれたりする感覚もあるので恐怖を感じます。
ちなみに高い声が出やすくなったり呼吸が楽になるというメリットもあるようですよ!