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苦虫を噛み潰したようなの苦虫ってどんな虫?

苦虫ってどんな虫?

苦虫を噛み潰したようなの苦虫ってどんな虫?

「苦虫を噛み潰したような」という慣用句を聞いたことがあると思います。

苦そうな虫を噛み潰してしまったときのようないかにも不愉快そうな表情のことを意味するそうですが、この苦虫がどんな虫かご存知でしょうか?

この苦虫が何か?についてはどこを調べてもどの種類の虫か出てきません。

実際に私が口に入ったことがある虫で苦かった虫が二種類あります

それは「カメムシ」と「てんとう虫」です。

てんとう虫は食べたというより、手についた黄色い汁をなめたことがあります。とても苦かった記憶があります。

そしてカメムシはときどき大量発生して飛び回っているカメムシが口に入ったことがあります。噛んでしまったのですがとても苦くピリピリしました。

実際に調べてみるとこの二種類の虫は口に入って苦かった虫の代表例のようです。確かな情報はありませんが、「てんとう虫」は苦虫の候補の虫であるといわれているとか。てんとう虫は苦いから鳥が食べようとしないというのですが本当でしょうか?

カメムシは苦い

カメムシが臭いとか、パクチーに似たにおいがするというのは有名ですね。

カメムシを食べたことがある人なんていなそうですが、結構被害にあわれる人がいるみたいです。カメムシは農作物につくときも、飛び回る時もそうですが、集団でいることが多いのでヒット率が高いのかもしれません。

カメムシが不運にも口に入る人って結構いるんですね。皆さん口をそろえて苦いといいます。中には口の中が腫れたという人もいますね。

下記のリンクにはカメムシの恐怖食事体験話が集められています。

参考 【閲覧注意】カメ虫の食事体験談 | 食中毒への道 > 食材別 > 虫取得できませんでした

カメムシといえば臭いのが特徴です。カメムシ臭の主成分はtrans-2-デセナールでn-ヘキサナール、trans-2-ヘキサナールなどが種類によっては主成分になることが報告されています。

カメムシ臭の主成分

カメムシ臭の主成分

Tsuyuki, Takahiko, et al. “Stink bug aldehydes.” Agricultural and Biological Chemistry 29.5 (1965): 419-427.

ではこのカメムシ臭成分が苦いのでしょうか?ヘキサナールなどに関しては大豆の青臭さ成分など匂いに関しては記述がありますが味に関しての報告は見つけられませんでした。アルデヒド類は辛味を呈すものが多いようですのでカメムシを口に入れた時のピリピリする感覚はこれらの物質によるものかもしれません。

てんとう虫も苦い?

てんとう虫は目立ったきれいな色をしている可愛いらしい虫ですが、つつくと黄色い液体を出します。この液体は悪臭を放っていて苦みもあります。これの液体の中にはアルカロイドが多数見つかっています。

テントウムシアルカロイドの主成分

テントウムシアルカロイドの主成分

このアルカロイドは鳥など天敵に捕食されるのを防ぐ働きがあるといわれています。

Daloze, Désiré, Jean-Claude Braekman, and Jacques M. Pasteels. “Ladybird defence alkaloids: structural, chemotaxonomic and biosynthetic aspects (Col.: Coccinellidae).” Chemoecology 5.3-4 (1994): 173-183.

てんとう虫を食べたことがある人?は苦いといっていますね

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