皆さんはネットde真実という言葉を知っていますか?
「ネットde真実」という言葉がある。簡単にいえば、「マスコミは報じないけどネットで発見した真実」といった意味だ。「だからマスゴミは信用できない」という言葉とともに「ネットにこそ真実が存在する」と書かれるが、ガセネタであることも多いうえ、マスコミはすでに報じていることも常である。その「ネットde真実」の情報を基に、ズレた正義に目覚めて無駄な行動力を発揮することもセットになりがちだ。-引用: BLOGOS- http://blogos.com/article/300275/
すなわち、「ネットで初めて分かった真実」みたいな意味のネットスラングです。これは肯定的というよりか、どちらかというと否定的な意味で使われることが多いような気がします。
昔はマスコミ(新聞やテレビ)が真実という風潮がでしたが、インターネットが普及してからというもの、インターネットからマスコミが報じない事実が報じられたりとネットこそ真実という風潮が出てきました。最近(ここ5年ぐらい)になってこういったネットde真実のような「ネットも正確な情報を反映できないぞ」という言葉が出てきて、マスコミとインターネットが相互監視するような状態になっている気がします。
マスコミも怪しい、ネットも怪しい。じゃあ何を信じればいいんだろう?
個人的にはこの状態が正常というか、いろんな意見を聞きながら自分で考えて判断を下すのが一番良い情報の取り扱い方だと思います。ただしそれにはいろんな情報を分析する能力がないといけません。そのためには、それがデータなどの客観的な事実に基づくものなのか、その人の主観が入ったものなのか等、様々なことについて考える必要があるなと思います。[blogcard url=”http://blogos.com/article/300275/”]
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このブログのネットde科学という名前も、いろんな意見の一つとしてインターネットから研究者視点で科学について綴っていきたい!という思いからつけました。だから一般的な話題について研究者はどう考えるのか等を中心として書いていきたいと思っています。あと、いわゆる疑似科学みたいなものも取り扱っていきたいです。まぁ、一番根本としては自分が思ったこととか、学んだこととかをアウトプットとして残しておきたいということがあるんですが。
あと、せっかくブログという媒体なので堅苦しくならないようにしたいなぁ。