仮面浪人とは浪人の種類の一つで、志望ではない大学に入学した状態で受験勉強をして別の大学に入り直す浪人のやり方です。
普通の浪人と仮面浪人ではどのような違いがあるのでしょうか?
仮面浪人の成功率
仮面浪人の成功率は1割や2割程度と言われています。
仮面浪人する心理や理由としては「合格した大学には納得いっていないけど、再チャレンジした時に合格した大学にも落ちるかもしれないから、入学しておく」という理由だと思います。逆に、再受験失敗してもその大学には絶対残りたくないという場合には、学費もかかり、無駄な授業で時間も浪費するため、全くメリットはありません。やめること前提なので、大学の人との関係も築きにくくて疲労すると思います。絶対に入りたい志望校がある場合は、苦しく大変かもしれませんが気合を入れてきちんと浪人した方が効率が良くおすすめです。
仮面浪人ってできるの?
仮面浪人の成功率が低い原因の一つに「受験勉強に集中できない」という点があります。本当にその大学に残らないのであれば、授業を全く取らなくてもよいですが、少しでも残る気があるなら授業を受けることになると思います。
文系か理系かでも結構大きく変わりますが、高校生ほどみっちりと授業はありませんが、大学1年のときの授業は割としっかり取る必要があります。しかも多くの人は3、4年になった時に余裕ができるように授業をできるだけ多くとるので、授業をどのくらいとるか決めるのに悩むと思います。
かといって、仮面浪人では少なからず成功しているひとも多いです。もしかしたら入学してみたらその大学を気に入るかもしれません。絶対この大学は嫌だと思えば、前にもまして受験勉強に励むことができるかもしれません。学費なども含めて両親や友人、先生など信頼できる人と相談してできるなら、仮面浪人をしても良いかもしれません。
実際に仮面浪人をやったら?
大学に入ってみればわかりますが、実は好成績を目指さなければ、大学で単位を取るのは結構簡単です。大学の成績はその後の就職活動や大学院進学にはあまり関係なく、奨学金関連で有利になるくらいです。そのため、一週間のうち半日くらいは授業で埋もれても、授業にもよりますがたいていは授業中に内職が簡単にできます。大学の単位は出席をカウントせずに、最後のテストを受ければ単位合格できるものも多いです。
こめやん
ですので、仮面浪人は現実的に可能です。ただどっちつかずなので、最高効率で考えれば浪人or入学だと思います。
性格や状況によっては、仮面浪人のほうが集中して勉強できる可能性もあります。私の周りでも仮面浪人をしているひとがいましたが結局諦めていました。
浪人を親が許してくれないから仮面浪人して、有名大なら説得できるかもだから仮面浪人するという人もいるようですね。
基本的にはおすすめしませんが選択肢の一つではあります。
成功者の声も紹介します。
受かってる…!
仮面浪人成功早稲田退学東大入学です!#仮面浪人メンタル楽くね— 白ミ魚 (@amadarea) 2019年3月10日
東京大学理科二類合格しました!
仮面浪人成功!やったあああああああああぁぁぁああああああああああ— KMR (@UT_MASK) 2019年3月10日
京大工学部合格しました!!!!!!!!!
仮面浪人成功です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!— すーけ (@qqww98765) 2018年3月10日