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どんな動物も目を突けば倒せる説

どんな動物も目を突けば倒せる説

あるタレントがかつて「百獣の王」を目指してあらゆる動物の倒し方を研究していましたが、実際、丸腰の人間は動物の中では弱く勝ち目がなさそうです。

こめやん

私はちょっと大きい犬にでもやられちゃいそうですね

しかし、人間は本当に弱いのでしょうか?

本気で頑張れば倒せる動物は実は結構いるのではないかと思うのです。

動物共通の弱みはどこかといえば「目」ここだけはどんな動物だって柔らかく一度、突けば視界を奪って戦闘不能にすることができるはずです。

どんな動物でも目を突けば倒せる説

これを検証していこうと思います。

人間の強みを再確認する

人間は戦う能力、身体能力に関してはかなり弱いと思います。

防御力は最弱クラスか?

防御力は、筋肉、骨、皮膚・脂肪の厚み、毛量などによって規定されます。

人間はまず毛が少なく、皮膚は薄く柔らかいため、相手のひっかきやカミツキなど斬撃防御力が動物中最低レベルす。

さらに毛の滑りによる打撃威力の軽減も期待できず、筋肉量、骨の太さも体格に対して少なく打撃防御力もかなり低いです。

しかし、人間は防御体制・受け身を取ることができるため、弱点攻撃によるクリティカル発生率を低下させることができます。また、攻撃をうまく受けることによって、相手の攻撃威力を低下させることができます。残念ながら巨大な相手に対しては防御効果は薄いでしょう。

総じてHPも低く、弱点も多いため、防御の点からすると人間はかなり弱いと考えられます。

攻撃力は条件が揃えば戦えるか?

まずは攻撃力ですが、人間が使える攻撃方法は

握力、顎力、爪、殴打、蹴り、遠投、タックル、頭突きなどでしょうか?

完全な二足歩行を実現している人類は脚力や背筋は強く、そこから繰り出される蹴りは強力です。しかし、単純な攻撃力で言えば大きい動物、クマの殴りや馬の蹴りなどには敵いません。

対して戦うフィールド条件にもよりますが、石などを使用することができるのならば、鍛えられた遠投の攻撃力はそれなりに高く、攻撃レンジの広さと攻撃力は全動物中最強だと言えます。

ただしリング上などでは道具は使用できないので遠距離攻撃に頼ることはできません。

頭脳・精神力は最強クラス

怒り狂った動物ほど手に負えない者はありませんが、それは人間も例外ではありません。時に人間の精神力・怒りの力はとどまることを知らず、相手を打倒するという目的意識・精神力は全動物界最強といっても過言ではありません。

さらに、人間の身体能力を犠牲に得た特殊能力としては「頭脳」があります。状況の判断能力、相手の弱点の見極め、攻撃の戦略など、どれをとっても人間の知力は間違いなく全動物中最強です。

まとめると人間は

  1. 防御力は最低クラス
  2. 遠距離攻撃力は最強だが接近戦の単純攻撃力は弱め
  3. 知力・精神力は最強

ということになります。

動物の弱みから戦略を練る

人間ははっきり言って攻撃、防御ともに弱いということがわかりました。逆に人間の強みは「頭脳」です。戦況を読み取り、適切な対処・正確な攻撃を繰り出すことができます。

そこで、人間が動物に打ち勝つ方法は唯一つ「一撃必殺」です。

動物概して、身体能力が高く、攻撃、防御力ともに桁違いです。そこで、人間の弱い攻撃でも通る弱点を攻めるしかありません。

それが「」です。

目はその特性上、硬い皮膚などで覆うことができず、開口しています。さらに眼球を作る水晶体や硝子体はゼリー状のタンパク質などでできているため、もろく弱い攻撃でも十分にダメージを与えることが可能です。

そして目をやられた動物は戦闘不能に陥るため、倒すことができるはずです。

攻撃方法は「貫手」で目を狙う

目を狙うことで本当に倒せるのか?

実際に目を狙って倒した事例が無いかを調べた所、クマに襲われた時に目を攻撃したことで倒した人がいました。

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クマを倒した青木さんは空手5段の武道家ですが、襲われた時にクマの目を「貫手」で刺して倒したというのです。

実例があるのでクマを倒すことが可能なはずです。

貫手とは?突きで攻撃する禁じ手

貫手(ぬきて)とは空手などに見られる格闘技の一つです。貫手は四本、二本、一本貫手があり、一点集中で攻撃を与えることができるので、みぞおちや目、喉などの弱点を突くのに有効な一打です。

 

四本貫手の形 Karate: Nukite© Kurmis(Licensed under CC BY 3.0)

しかし、相手の目などに対して貫手で攻撃すると失明など致命傷を与えてしまうことがあるため禁止されています。

貫手の修練を重ねればどんな動物でも倒すことが可能になるかもしれません。相手の動物の攻撃パターンを予測してサイドステップを駆使して避け、貫手で相手の目に食らわせることで、「どんな動物でも目を突けば倒せる」はずです。強い相手には腕の一本をくれてやる勢いで肉を切らせて骨を断つ戦法で挑めば倒せる可能性はあります。

最強と言われる動物ランキングから倒せるかを考察する

さまざまなサイトでどの動物が最強か?が議論されていますが、総合すると以下のようなランキングになっています。一応強い順に並べていますが、そうなっていないところもあるので目安です。

  1. ゾウ
  2. サイ
  3. カバ
  4. キリン
  5. クマ
  6. トラ・ライオン
  7. セイウチ
  8. ワニ
  9. ゴリラ
  10. シカ
  11. ウマ
  12. オオカミ
  13. ヒクイドリ

こう見ると強そうなものしかいませんね。これらの動物と30×30mのリング上で対決します。

ヒクイドリ

ヒクイドリ (Public domain)

ヒクイドリはオーストラリアやインドネシアに住む鳥で、地球で2番目に体重が重い鳥類だそうです。意外と気性が荒く、鉤爪やくちばしで刺して犬や人を殺傷することもあるそうです。

とはいっても所詮鳥です。目は小さく狙いにくいので首をつかんで雑巾絞り攻撃でノックアウトできるでしょう。

オオカミ

生粋のハンターオオカミはちょこまかと素早く動くため戦うのが大変です。しかし、犬の最大の弱点は爪が鋭くなく、噛みつきしか攻撃方法が無い所です。手を自由に使えないので首を押さえてしまえば勝ちが確定します。ラリアットをかまして、たとえ噛みつかれてもそのまま背中に飛び乗るようにして片方の腕で首を締め上げれば勝てます。

鍛えた貫手をお見舞いするまでもないでしょう。

ウマ

ウマは大きいので倒すのが大変です。しかし、ウマは比較的温厚なため油断をした所を貫手で目を一突きすれば勝てます。

相手が攻撃態勢に入っていても攻撃手法がケリと踏みつけだけなので、首をつかんで目を貫手で片方でもヤれば勝ちは濃厚です。ウマは目が横についているので、片方の目をヤればサイド攻撃に極端によわくなります。

シカ

ヘラジカ (public domain)

シカはああ見えて強いです。防御力は絶大です。60km/hの車が突っ込んでも即死しません。さらにオスのシカ、ヘラジカなどは角を持っているため、それにやられればひとたまりも有りません。なんとクマもやられることがあるそうです。

距離をとりながら威嚇することで、相手は角を頼った突進攻撃をしてきます。そこをサイドステップにより避けたのと同時に貫手で片目を一突きします。これで倒せるでしょう。ヘラジカを倒すにはギリギリでサイドステップで避ける瞬発力と正確無比な貫手を繰り出せるかどうかにかかっていますね。

ゴリラ

頭脳を抜きにすれば間違いなく霊長類最強のゴリラ。殴りを食らったら一発でやられる危険があります。スピードも早く身体能力も高いです。これに勝つには先手で目を突くしかありません。頭が良いゴリラは相手の出方を伺ってくるはずです。相手に心の準備をさせるまえに近寄って一撃必殺の貫手を食らわせれば痛みに恐怖心が強いゴリラは戦闘不能に陥るでしょう。

ワニ

爬虫類最強のワニでは強力の噛みつきとワニ革の持つ防御力は並外れています。しかし、割と知られた所ですが、噛み付く力は強くても口を開く力は弱く、輪ゴムくらいの力で口があかなくなってしまいます。つまり、口を押さえてから目を突けば勝てます。

クマ

クマは最強クラスの動物ですが、前例があります。目を突けば倒せるのです。

キリン

キリンは陸上最高の動物です。キリンは小さくても4mくらいあります。おおきければ6mほどになります。脚をやればいけそうな気がしますが、かなり腰部で発達した筋肉と骨で人間の蹴りや殴りで太刀打ちできません。なにより貫手に全振りしているので威力がでません。

同じ理論で言えば、ゾウは背が大きいアフリカゾウは倒せません。しかし背の小さいアジアゾウやサイは倒すことができます。

したがってキリンさんが最強です。倒せません。

結論

どんな動物でも目を突けばだいたい倒せるが、背の大きい動物、キリンは倒せない」

これは壮絶な訓練で鍛えた人が仮想で戦った予想です。真似をしないでください。また、動物に暴力してはいけません。

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