yum aptの使い方

パッケージマネージャであるyumやaptを使用すればパッケージをインストールすることができます。今回はyumやaptの使い方について説明します。

yumとaptの使い方

スマホでもPCでもアプリケーションを使用したことがあればわかると思いますが、アプリケーションを利用に関しては

1. ダウンロード
2. インストール
3. 古くなったら更新
4. アンインストール(削除）

という流れがあります。linuxではこれらが少し特殊です。なぜならコマンドラインで動かすからです。（GUIもあるが）文章だけではアプリケーションをダウンロードしたりインストール設定するのは大変です。ダウンロードやインストールを簡単にするために「パッケージマネージャ」というものが入っています。CentOS(Redhat系)ではyum、Ubuntu(debian系)ではaptと呼ばれるものです。yumを使えば文字を入力するだけで簡単にダウンロード、インストール、いらなくなればアンインストール、古くなったら更新といったことができるようになります。

yumとaptコマンドの違いとは？　linuxのパッケージ管理

yumコマンドの使い方

yumでよく使うコマンドを紹介します。

インストール

httpd (apacheのパッケージ名）をインストールする。

sudo yum install httpd

インストールには管理者権限が必要なのでsudoが必要です。

アンインストール

httpdをアンインストール

sudo yum remove httpd

removeコマンドでは依存関係にあるソフトも削除されます。

インストール済みのパッケージを一覧表示

yum list installed

rpmコマンドでも表示が可能

rpm -qa

rpmコマンドで指定したパッケージの詳細表示

rpm -qi

rpmコマンドのオプションでよく利用するものは

• -q　指定したパッケージのバージョン情報を簡単に表示
• -i　指定したパッケージの詳細を表示(-qと組み合わせ）

パッケージのアップデート(yum update)

yum update httpd

ローカルインストール方法

RPMファイルをダウンロードしてきてexample.rpmのディレクトリに移動して（cd /etc/example）

ローカルインストールすることも可能です。

sudo yum  localinstall example.rpm

パッケージの詳細を表示

yum info httpd

リポジトリのリストを表示

yum repolist

aptコマンドの使い方

aptコマンドはyumと少しコマンドが異なります。

インストール

apache2 をインストールする。

sudo apt install apache2

アンインストール

パッケージだけアンインストール

sudo apt remove apache2

関連する不要なパッケージも削除

sudo apt autoremove httpd

パッケージの詳細を表示

apt show apache2

パッケージがインストールされているかを確認

apt show apache2